前回はこちら
本体を編み終わったので、今回はポケット部分を編んでゆきます。ウォッシュコットンで編むのも慣れたおかげでサクサク…
前回、上下のポケット(パーツ)をそれぞれ編み終えることができました。
今回は各パーツをつなぎ合わせてクロッシェケースを完成させてゆきます。
(画像はパーツを繋げたときの完成イメージ)
「ロール型クロッシェケース」作成の流れ
パーツを纏めて仕上げる
こでまで編んだパーツをまとめて、クロッシェケースを仕上げてゆきます。
縁編みでパーツをまとめる
まずは本体と上部ポケットを、縁編みで繋げてゆきます。
縁編みに使うのはホワイトの糸です。
本体と上部ポケットを繋ぎ終えた…のですが、何か変な感じ…
細編みの裏表が逆で編んでしまいました。
本体側を手前にして編まないといけないところを、上部ポケットを手前にして編んでいたので、編み目の裏表が逆になってしまいました。
編み直しです。
本体と上部ポケット編み終わり(改)
糸は切らずにそのまま1周ぐるりと編んでゆき(途中で下部ポケットも繋げつつ)、縁編み完了。
縁編みする部分は、結構固くて針を刺しづらくて苦戦しました。
あまりにも針が入らなくて、途中からかぎ針を5/0号から4/0号に変えて編んだりしていました。
縁編みする部分はあらかじめ緩めに編んでおいた方が良いのかも。
ベルト・ボタン・リボンをつける
次に、ケースを留めるベルトとボタンをつけます。
ボタンは家にあったものを使っています。
本だと2つ穴だけど、これは脚付きボタンだね
ボタンのタイプが違うようだけど、これは良いの?
大きさ(直径)が同じだから良いんじゃないかな
ザ・適当。
実際に使ってみてからも特に支障はないので、このあたりは、ボタンの大きさが同じであれば、どのタイプのボタンでも大丈夫だと解釈しています。
ボタンを付けたら、本体と上部ポケットの内側には太目のリボンを縫いつけます。
リボンをつけるのは、かぎ針を入れたときに、編み目を抜けて針先が飛び出ないようにするためです(多分)。
リボンは、これまた家にあったものから適当に選んだもの。
なんかのロゴが入っていますが、サイズ的に良さそうなのがこれだったので。
自分用だし、見えない部分なので気にしない!
表からは見えないように縫い糸でまつり縫いをしてリボンを縫いつけてゆきます。
地味に大変な作業でした(裁縫苦手…)。
ポケットに仕切りをつける
縁編みした時点での下部ポケットはこんな感じ。
かぎ針が1本1本入るように、下部ポケットに仕切りをつけてゆきます。
共糸(グリーンの糸)で、なみ縫いのように縫って仕切りをつけてゆきます。
かぎ針で編んだ地を縫うのははじめてだったので、縫い地が不安定な感じですが、共糸のおかげで目立たずに済みました。
と、これでクロッシェケースの完成です!
反対側(表)はこんな感じ。
かぎ針を入れてみるとこんな感じになります。
最大で9本入るようになっています。
上部ポケットを被せるとこんな感じです。
クルっと巻いてベルトをして、ボタンを留めるとこんな仕上がりに。
かなりコンパクトになります。
市販品のレース針入れと比較してみた。
今回作ったクロッシェケースの方が一回り小さいかな。
出来上がりの大きさは、縦17cm×横7.5cmでした(※折りたたんだ時のサイズ)。
手作りしたかぎ針ケースを使ってみた感想
クロッシェケース、実際に使ってみてどうだった?
なかなか良い感じだよ。かぎ針の出し入れもスムーズにできるし。生地が柔らかいから巻くのも楽にできるし
ほうほう
あえて難を挙げるなら、ボタンを留めるところが少し固いかなと。ベルトの先の輪っかになるところをもう少し緩めに編んでおけば良かったなと思ったよ
ウォッシュコットンで編んでいるので、もし汚れたりしたときは洗濯機で洗える点も良いなと思っています。
まとめ
かぎ針が増えてきたのがきっかけで、今回編んだクロッシェケース。
あちこちに散らばっていたかぎ針の収納場所ができてスッキリしました。これでもう、編もうとしたときに「あれ、あのかぎ針は何処にやったっけ?」と探すこともなくなると思います。
かわいい見た目なのも気に入っています。我ながら良く出来たと思っていますが、どうだろう?
ハンドメイドの道具をハンドメイドするって楽しいですね。自分で作ったということもあり、なんだか愛着も出てきたので、長く愛用できたらいいなと思います。
かぎ針の収納に迷っている方はぜひ作ってみてください~。
今回使用したもの
- ハマナカ ウオッシュコットン 薄グリーン(37)、生成り(2)
購入はこちら - かぎ針5/0号
- ボタン1個
- とじ針、縫い針、縫い糸
- ダイソー アクリル毛糸(並太) ライトグレー、ミルキーホワイト
- かぎ針6/0号
参考書籍:『いちばんやさしい かぎ針編みのポーチ』エクスナレッジ刊 Sachiyo*Fukao (著)