前回はこちら
今回も引き続き、バラモチーフを編み比べしていきます。
③巻きバラ×土台あり
前編で紹介した「巻きバラ」と「土台ありバラ」を組み合わせたような編み方のバラです。
アップルミンツ刊『はじめてのかぎ針編み バラづくしコモノ』に掲載されている「09 ハンバー」のバラを編みました。
これは、前編で紹介した「巻きバラ・その4」に土台を付けたデザインになります。

左側のが土台部分、右側のが巻きバラ部分(巻く前)です。
巻きバラ部分は前回失敗したのですが、

左側が前回の、右側が今回のもの。
うまく巻けました!

……

えっ、なっている……よね……???
実際のバラでいうと、中心がクシュクシュっとした品種に見えなくもないですよね……?(※自分の作品を見慣れすぎて、客観的な判断に自信がなくなっています)
このバラを巻くときは、半周巻くごとに針を入れ、形を確認しながら少しずつ縫い進めました。
私の場合は、このやり方でなんとか形になった感じです。慎重に進めたせいか、途中で手がつりそうになるくらい疲れました。

巻き方にもコツがあるのかな?

最後に土台部分と縫い合わせて完成です。大輪のバラが出来上がりました。

出来上がりサイズ:直径4.5cm/高さ2.5cm
参考にした本はこちら
④アイリッシュ
巻きバラと並んで、かぎ針編みのバラでよく見かけるアイリッシュモチーフ。

アイリッシュって何?コナン?

ここでいうアイリッシュはコナンは関係ないと思うよ
アイリッシュモチーフは、アイルランドの伝統的なレース編みに由来するモチーフのこと。花や葉などさまざまな種類がありますが、日本の手芸本では、花びらを何段にも重ねたバラが「アイリッシュ」としてよく紹介されています。
アイリッシュモチーフと一口に言っても、編み方はさまざま。今回は、私が見つけた2種類を紹介します。
アイリッシュ・その1
まず紹介するのは、アップルミンツ刊『SELECT COLLECTION かぎ針編みのバラこもの』に掲載されている「24 アイリッシュリボン」のバラです。

作り目で糸を8回巻いてわを作る、ちょっと珍しい編み方になっています。

ほかのアイリッシュが必ずしもこの編み方というわけではないですが、このわが見えるタイプのバラだと、中心がぷっくりしているのが可愛いなと個人的には思います。
出来上がりサイズ:直径4.5cm/高さ0.7cm
アイリッシュ・その2
次に紹介するのは、同じくアップルミンツ刊『SELECT COLLECTION かぎ針編みのバラこもの』に掲載されている「19 アイリッシュモチーフのストール」のバラです。

全体的に花びらがキュッと上を向いています。

巻きバラや土台ありのバラと比べると、アイリッシュは平面的な印象がありますが、このモチーフは立体感が強めです。
こちらは、作り目をくさり編みのわで作るタイプ。

その1も2もどちらもわがぷっくりしているね

編み方は違うけれど、見た目はけっこう似ているね
花びらも、端以外はすべて長編みで編まれているので、そのおかげで花びらが立ち上がる形になっているのかなと思います。
出来上がりサイズ:直径4.2cm/高さ1.0cm

アイリッシュモチーフ同士を並べてみました。左がその1、右がその2です。

こうして比べてみると、けっこう違いますね。
参考にした本はこちら
⑤花びらを作って巻くスタイル
巻きバラとはまた違う、巻いて作るタイプのバラモチーフを紹介します。
こちらもアイリッシュモチーフと同じく、アップルミンツ刊『SELECT COLLECTION かぎ針編みのバラこもの』に掲載されている「5 ラリエット」のバラです。

このモチーフのおもしろいところは、最初に丸いモチーフを編むこと。

これをつなげて、

くるくると巻いていきます。

これで完…成…?

くちびるおばけ?

唐突なホラー!!
巻いていくうちに花びらがぴったり重なってしまい、なんだかとんでもないものが出来上がってしまいました。
巻けばそれなりにバラらしい形になると思っていたのですが、花びらが少しずつずれて重なるように巻くには工夫が必要みたいです。

いったんほどいて、もう一度縫い合わせてみたのですが……
うーん。

何かが違う気がする……

そこで、花びらを少し外側に開くようにしてみました。

少しはバラっぽくなったでしょうか?
本の中のバラはもっと「これぞ薔薇!!」って感じの華やかで気品漂う大輪のばらなので、形を整えるのに私はもっと修行が必要みたいです。汗
参考にした本はこちら
編んだバラモチーフ集合

後編で編んだモチーフはこちら。

前編・後編あわせて大集合です。
実際に編み比べてみると、「バラ」と一口に言っても、本当にいろいろな表情や雰囲気があることが分かりました。同じバラでも編み方ひとつで雰囲気がガラッと変わるので、とても面白かったです。
失敗したり、「これで完成……?」となったりしながらも、最後まで編み終える頃には、それぞれのバラに愛着が湧いていました。
気になる編み方があれば、ぜひ一度編んでみてください。思わぬお気に入りに出会えるかもしれません。
今回参考にした本まとめ

