前回はこちら
前回は、帽子のブリム部分を編んで、スチームアイロンで形を整えました。
今回は、ヘアゴムを使って、サイズ調整用のアイテムを作って、帽子を完成させます。
「キッズ用麦わら帽子」制作の主な流れ
- ゲージを作る
- トップクラウンを編む
- サイドクラウンを編む
- ブリムを編む
- サイズ調整用のアイテムを作る ←今回はココ!
サイズ調整用のアイテム(ヘアゴム)を作る
リングゴムにモチーフを編み込んで、サイズ調整用のアイテムを作ります。
リングゴムは、以前レース糸でシュシュを編んだ際に余らせていたものを使いました。
持て余していたリングゴムを、よもやこのタイミングで使うことになろうとは。編み物人生は何があるか分かりませんね。
で、今回作ったのはこちらの2種
画像右は本に書かれていた葉っぱのモチーフ。
本ではリッチモア パーセントを2本取りして編んでいるのですが、画像のはダイソーのアクリル毛糸で編んでいます。
画像左はクマさんモチーフ。
こちらは同書の「くまチャーム(p42) 」をアレンジして作ったものです。ダイソーのレース糸で編んでいます。(ボタンと刺しゅう糸も少し使っています)
葉っぱモチーフのヘアゴムをつけるとこんな感じ。
色は合っていると思うのですが、アクリル毛糸のためか、帽子のエコアンダリヤとの組み合わせとのチグハグ感が否めない。
エコアンダリヤは春夏、アクリル毛糸は秋冬向けだから、季節感が合っていないせいかもだね
(←毛糸の季節感に関してノープランだった人)
ヘアゴムは、帽子の模様編み部分を重ねて、ヘアゴムを通して、モチーフをヘアゴムの輪に通して使います。
模様編み部分で頭囲を調整して、ヘアゴムで留めるようにします。
クマさんモチーフを帽子につけてみるとこんな感じになりました。
可愛いかなと思って付けてみたけれど、そこはかとないシュール感が出ている気がするのはなんでだろうか…
ヘアゴムは市販のものでも良いの?
サイズ調整用のヘアゴムって市販のものでも使えるの?
うん、帽子にヘアゴムを留められれば良いので、モチーフとかアクセサリーがついているものならなんでも使えるよ
家にあったお花のヘアゴムをつけてみました。ちょっと大人っぽい感じになりました。
ヘアゴムを変えて、色々アレンジできるのもこの帽子の良いところだなと思います。
キッズ用麦わら帽子を編み終えて
エコアンダリヤで編む作品は今回で2回目。前回と比べて、今回は良い感じで編めたと思います。多少はかぎ針編みの腕も上達したのではないでしょうか(※当社比)。
サイズ調整できる帽子は、子どもの頭の大きさに合わせることができるし、成長しても被れるので長く使えそうです。あと、私のように本のとおりの長さにキチンと編めない私にとっては、帳尻を合わせられるので、そういう意味でも助かるというか…(苦笑)
ヘアゴムを変えれば、帽子の雰囲気もグッと変わるので、いつか飛行機とかワニとか、子どもが喜びそうなモチーフを編めたら楽しいだろうなと思います(大きな目標)
この記事を書いている時点では、麦わら帽子の季節はもう過ぎてしまいましたが(汗)、興味のある方はぜひ編んでみてください~。
今回使用した糸と針
- エコアンダリヤ(42)・・・3玉
- かぎ針7/0号
- その他(リングゴム2個、糸少々)
参考書籍