前回はこちら

ここからはティッシュケースの側面を編んでゆきます。

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1段だけだと、まだまだ平面ですが、

2段3段と進むごとに立体になってきました。

5段目まで編んだところ。ティッシュケースはおおよそ入るようになりましたが、若干スキマが空いている感じ。

ブキッチョブキッチョ

感覚としては0.5段くらいのスキマです。

棚置きならそのまま完成といきたいところですが、今回は壁掛けにするので、ティッシュケース全体がすっぽりはまるようにしたかったのです。

カタカタくんカタカタくん

なら、もう一段編むの?

ブキッチョブキッチョ

うーん、それだとぶかぶかにならないかが気になるんだよね

ニャーちゃんニャーちゃん

じゃぁ、気持ち短めに編む?

>>>気持ち短めに編む!!<<<

それはそれでどうなんだろう?と思ったものの、他に良い案が浮かばなかったので、とりあえず気持ち短めにもう一段編んでみました。

「気持ち短めに」は縦幅に対してのつもりだったのですが、横幅の方に効いたのか、追加の1段は、ケースを覆うようにくるっと内側に入るカタチになりました。

ブキッチョブキッチョ

壁掛けにするから、これはこれでありかもしれない

ニャーちゃんニャーちゃん

ケガの功名(?)だね!

なんか…良い感じのサイズ感になった!?

そうでもない??

周囲が短くなったために、キュッと上に上がってしまったもよう。

カタカタくんカタカタくん

毛糸は伸縮するから、ある程度は仕方ないのかもね

壁掛けにアレンジする

ここからは棚置きから壁掛け仕様にアレンジします。

ニャーちゃんニャーちゃん

具体的にはどうするの?

ブキッチョブキッチョ

ケースが落ちないように、底面にガードとなる紐をつけて、壁に引っ掛けるやつ(←何て言うのか分からない)をつけるよ

まずは、底面に紐をつけてゆきます。

カタカタくんカタカタくん

紐にしたのはなんで?

ブキッチョブキッチョ

編みやすいからというのと(正直)、ケースの出し入れが楽そうだからだよ

底面の毛糸の色は、ケースの最後の段と同じ紺色の毛糸を使っています。

左右それぞれにスレッドコードの編み方で1本ずつ繋げました。

ブキッチョブキッチョ

これなら、テッシュ箱の取り外しがしやすくて、落ちにくくなるはず

底面にスレッドコードをつけた状態のやつ。

ぱっと見た感じ、つける前と変わりませんね。

底がガタガタしてる感じはないので、これはこれで棚置きでもありかもです。

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棚置きのティッシュケースを壁掛けにしても大丈夫?

さて、ここから、壁のフックに引っ掛ける部分を作っていくわけですが、

この時点ですごく伸びている。

ニャーちゃんニャーちゃん

これ、壁掛けできるの?

カタカタくんカタカタくん

毛糸の生地は伸びやすいから、壁掛けにすると、長くは保たないんじゃないかな?

ブキッチョブキッチョ

手で持っているのは、一ヶ所だから、二ヶ所なら重さが分散されるから伸びにくいと…(思いたい)

使用した毛糸は、ダイソーのリサイクルコットン100%。

テッシュケースがカラフルなので、カラーは白にしました。

引っ掛ける部分は、テッシュケースに直接編みつけず、カニカンで取り外しできるようにしました。

こちらのカニカンも、ダイソーで購入したものです。

ブキッチョブキッチョ

これなら、壁掛けしている中で生地が伸びたとしても、別のところにつけ変えできると思いまして

苦肉の策です。

引っ掛け部分は、細編みの楕円形にしました。両端部分にカニカンを引っ掛けながら編み込んでいます。

いちばん外側は、引き抜き編みにしているので、良い感じにカニカンの編みこみ部分が隠れました。

テッシュケースにつけるとこんな感じ。

壁に掛けるとこんな感じになりました。

生地が伸びることもなく、良い感じです。

ブキッチョブキッチョ

あとは耐久性があれば完璧ですね

こればっかりは実際に使ってみないと分からないので、一応はこれで完成ということで、しばらく使って様子を見てみます。

6ヶ月使った結果は…?

2月に完成させて、現在8月。

6ヶ月間、使ってみた結果がこちら。

そんなに変わらないと思うのですが、どうでしょうか?

テッシュ箱の入れ替えのタイミングで、上下を逆さにして、引っ掛け部分のカニカンをつける位置を変えたりしたりはしていました。

そのおかげなのかは分かりませんが、編み地が変に伸びることはありませんでした。

ブキッチョブキッチョ

ざっと見た感じだから、厳密にはそうじゃないかもしれないですが

ニャーちゃんニャーちゃん

自分用のやつだから、そんなに気にしなくても良いんでないの?

カタカタくんカタカタくん

とりあえずは、上手くいったってことで良いのかな?

ブキッチョブキッチョ

だね

まとめ

「毛糸で編んだ生地は伸びやすい」という先入観があるため、壁掛けテッシュケースカバーを作ろうとしたものの、「でも、結局は伸びて使い物にならないかもな…」と思いながら編んでいたりしたのが正直なところ。

余り糸で作っていたので、ダメだったらダメでいっか!と気楽な気持ちでいましたが、結果として、半年は使える作品が出来上がりました。

数年単位になるとどうなるかは分かりませんが、思っていた以上に形も保たれ、実用性も十分でした。

やはり、「やってみないと分からない」というのは手作りの醍醐味ですね。

もし同じように「伸びちゃうかな…」と迷っている方がいたら、良ければ参考にしてください。

想像以上に長持ちするかもしれませんし、何より自分の手で作ったものを日常で使える喜びは格別です。

今回使用したもの

  • アクリル100%毛糸
  • かぎ針7/0号
  • ダイソーリサイクルコットン100%
  • ナスカン 2個

参考書籍はこちら↓

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