ブキッチョさん、今日は何を編むの?
今日は靴下を編んでいくよ!
今回は、日本ヴォーグ社の『新・かぎ針あみの小物』から、簡単ソックスを編んでゆきます。
かぎ針編みのみ&編み替えなしで編める靴下です。
参考書籍
『いちばんよくわかる かぎ針あみの小物』の新装・増補改訂版。前半はかぎ針あみの基礎を詳しく解説。針の持ち方や糸の扱い方、記号図の見方など、はじめて針を持つ方にもわかりやすい大きな図解と写真で説明します。さらに、作りながら基本の編み方をマスターする「徹底レッスン」として花モチーフ、マフラー、帽子の写真プロセスを掲載。簡単な編み方の組み合わせで、使える小物が編めちゃいます。後半はニットマルシェからの人気作品セレクトに新作を加えた作品集。スヌードやつけ衿などの巻きもの、キャップやベレーなどの帽子、ハンドウォーマーや靴下などの手足のぬくぬく小物、バッグ、アクセサリーなど、作り方付きで紹介。
今回は靴下を編んでゆくんだね?
うん、以前から「かぎ針編みで靴下を編む!」という野望があってね。今回はそれを果たすためにチャレンジするよ!
ブキッチョさん、なんかいつもより気合が入っているような…?
かぎ針編みで靴下を編みたい!
編み物で靴下を編む…というと、棒針で編んでゆくものが主流だと思います。
実は、10年くらい前に、1度だけ、棒針3本で編むパターンの靴下に挑戦したことがあります。
足首の部分を編み切る前に投げ出しちゃったよ
(挫折するのが)はやいね
本や棒針を捨てた記憶がないので、探せば家のどこかにあるかも
で、かぎ針編みをはじめた今、「そういえば、かぎ針編みでも靴下って編めるのだろうか?」とふと思い、その編み方を探してみることにしました。
かぎ針編みで靴下を編むやり方は、探すと色々出てくるのですが、その多くが、パーツ別に編んでから繋げて作るものや、完成品の靴下の厚みが分厚いもの(ルームシューズに近い感じ)、逆に透かし模様が多くて靴下というよりストッキングに近い感じのものなどで、個人的にはいまひとつなのが多くて。
わたしが作りたい靴下というのは、
- シンプルなもの
- 通年で履けるタイプ(厚すぎず薄すぎずないもの)
- 一気に編めるもの(パーツ別になっていない)
これらの条件を満たすもの。
で、その条件にマッチした(と思われる)ものが、今回の編み図というわけです。
要は、「ブキッチョさんみたいな初心者でも簡単に編めて、日常的にも使えそうなかぎ針編み靴下の編み方が欲しかった!」ってことだよね
うん、まぁ、身も蓋もない感じで言うとそうだね
「かぎ針編みで編む靴下」作り方の流れ
今回の作り方の流れとしては、
- つま先部分を編む
- 足の甲部分を編む
- かかと部分を編む
- 足首部分を編む
と、なります。
便宜上、パーツ順に記事を分けて紹介しますが、実際には編み替えせずに編んでいます
使用する糸とかぎ針
ダイソー リネン in コットン(ライトブルー)
かぎ針は5/0号を使用します。
本の中ではハマナカのコロポックルが使われていますが、初挑戦の今回、無事に編み切れるか等の不安要素が満載だったので、失敗しても(金銭的その他諸々)ダメージが少なくなるように、100均のものを使用します。
もし上手く作ることができたら、コロポックルでも編んでみたいなという気持ちもあり
ダイソーの編み糸の中でも、この糸を選んだのは、店頭ディスプレイの中に靴下の完成イメージがあったから。
あ、あと、糸はライトブルー1色を使います。
本の中では2色(つま先とかかとが別の色)になっていますが、糸を切らずに編んでゆきたいので、1色でひたすら編んでゆきます。
それでは、次回から実際に編んでゆきます~。