前回のあらすじ
必要なパーツはすべて揃った!
これまで作ったパーツは次の4つ
- 顔&くちばし(頭部)
- 水かき×2
- マフラー本体(胴体)

これらをそれぞれ繋げてゆきます。
が、その前に…

顔にボタン(目)を縫い付けます!
顔のパーツに目(ボタン)をつけよう!


顔の部分にボタンを縫いつければいいんだよね?普通のボタンの縫いつけと同じじゃないの?

それはそうなんだけど…作り方を見ると、「ボタンをくぼませて縫いつける」って書かれているんだ

くぼませて縫いつける?

具体的にはどうやってやるんだろう???

本には書かれていないの?

「ボタンをくぼませて縫いつける」以上のことは書かれていなかったよ

ネット検索してみたら?

検索したけど、そられしきものは見つけられなかったんだよね…(※2020年12月時点)

本書の完成イメージも確かに目(ボタン)は窪んだようになっているんだけれど、毛糸で編んだとはいえ、縫いつける生地自体はそんなに厚みはないから、キツく縫いつけたとしても窪む感じにはならないんだ

糸を頭の後ろまで通せば、引っ張られて窪むんじゃないかな?

おお!それだ!
ーーー縫いつけ挑戦中ーーー

…できなかった

ありゃ

針を頭の後ろの方まで刺そうとすると、綿に阻まれて通らなかったよ…綿って固いんだね

できなかったかぁ

左右の目同士で繋げることも考えたんだけれど(頭の後ろより近いから)、それでも綿に阻まれて糸が通らなかったよ

今のわたしのスキルでは目をくぼませるように縫うのはできないや。ここは断念するよ…

ブキッチョさん、どんまい
色々と試行錯誤してみましたが、結局、普通にボタンを縫いつけて目の部分を完成させました。目がくぼんだ感じの方が、頭の形もキュッと締まって可愛く仕上がるのですが、なかなか難しいですね(汗)
で、出来上がったのがこんな感じ
↓ ↓ ↓

正面から見たやつ


ぽやんとした目になったけれど、まぁこれはこれで可愛いんじゃないかな!(ポジティブ思考)
後に書籍をよく読んだら、サイのマフラーの「目のつけ方」が参考になることに気がつきました。とはいっても、サイのマフラーの場合、目の土台があったりボタンの形もまったく異なるのでそのまま同じ…とはいきませんが、これを見ながらやれば上手くいきそうです。
サイのマフラーの目のつけ方をざっくり説明すると、
- 頭の裏側から針を入れ、目のつけ位置に針を出す
- 目の土台とボタンの順に針を通し、目つけ位置に針を入れる(戻す)
- もう片方の目つけ位置に針を出す
- もう片方の目の土台とボタンを針に通し、目つけ位置に針を入れ(戻し)、頭の側に引き出す
- 裏側に引き出した糸を締めて目をくぼませる
- 裏に編み地を返し、本体の編み地を少しずつ掬って、最初に針を入れた位置に針を出す
- 糸端通しを何回か固結びして糸始末する
頭の裏側 → 目→ もう片方の目 → 頭の裏側 という流れのようです。

なんやかんやで、最初にやろうとしていたことに近かった件

結局はできなかったけどね
そう、頭の反対側へ針を通すのができずに断念したんです。
ただ、これは、その時に使っていた針が細すぎたせいではないかなと思っています。あの時使っていた針は縫い糸用でした。編み地と綿を通すのには、とじ針のような太めの針じゃないとダメだったのではないかなと思います。

力だけでは押し通せなかったよ

編み物を力で解決しようとしないで
この反省は、今後また目をつける機会があれば生かしてゆきたいです。
そんなこんなで、その6に続く…