かぎ針編みをはじめてから、ちまちま作っていたスクラップブック。
キットの説明書や図書館で借りた本のコピーなどをまとめたものですが、このたび3冊目が埋まり、4冊目に突入しました。
1年ほど試行錯誤した結果、「こんな感じにすると、分かりやすくて続けやすい」というスクラップブックのまとめ方を自分なりに確立できたので、今回は、その方法を紹介しようと思います。
「簡単・ズボラ・続けやすい」が基準なので、そういうのを求めている人向けの内容です
「かわいい・オシャレ・SNS映え」とは無縁です!
見栄え重視の人は、このやり方は合わないと思うので注意
「スクラップブック作った自分えらい!」と考える人間が紹介するやり方なのでお察しです。
作りやすさ重視ならスクラップブックはA4サイズが一番
最初に、スクラップブックを用意します。これがなければはじまらない。
当初は糊を付けるのすら面倒くさいと思い、クリアファイルに入れてファイリングしていましたが、最終的にスクラップブックに落ち着きました。
クリアファイルはペラペラしているせいか、めくるのが面倒というか、ちょっと億劫になってくる感じがあって。スクラップブックは紙質がざらっとしているので、クリアファイルと比べるとページがめくりやすいです。
ページのめくりづらさと糊付けするの手間を天秤にかけて、糊付けの手間が上回りました
私が使っているのはダイソーのスクラップ。すぐ入手できるのが魅力的。
A4サイズで30枚。中紙はクラフト紙です。スクラップブックとしては、すごくシンプルなものではないでしょうか。
ほとんどの手芸本がこのA4サイズより小さいので、等倍コピーで1ページ丸々貼ることもできるので便利です。
大半のページは、コピーした紙をガチでそのまま貼っています。
(画像のページは、エコアンダリヤで編んだのでその帯も貼っています)
作りやすさ重視なら、スクラップブックのサイズはA4がマストです
これより小さいと、貼ろうとしたときに「1ページに収まらない…!」ってこともあるから気をつけて
そいういう場合は縮小コピーすればいいけれど、そのやり方だとズボラさんは続けられないからね…
大は小を兼ねる的な。
スクラップブックには何を貼る?
キットの説明書などの場合
キットの説明書の場合は、基本的にキットの中に入っている紙類は全て、あるものをそのまま貼ります。(作り方、編み図、完成イメージ図など)
たまに裏にも説明が書かれている場合があって、それをそのまま糊で貼ってしまうと、裏が見えない…ということがあるので、そんなときは、1辺だけ糊をつけて、ペラペラめくれるようにします。
貼り方はケースバイケースですが、とりあえず全部貼ります
図書館のコピーの場合
図書館などで借りた本の中から編みたい物の作り方をコピーしてスクラップする場合は、編み図や作り方の説明文だけでなく、本の表紙やハウツー部分もコピーして貼り付けます。
本の表紙も貼っておくのは、どんな本からコピーしたのかを後で思い出せるというメリットがあるからです。
編みたい作品がある本って、その時は気にならなくても、あとになってから「この作品が載っていた本、やっぱり欲しいな」とか「他にはどんな作品があったっけ?」ってなることが結構あるので、本の情報もスクラップブックに残しておくと後々が楽になるんだよね
編み図の横に本のタイトルと著者名、出版社名を書いておけば済む話だけど、文字を書くのも面倒なブキッチョさんは、表紙もコピーして貼り付けているというわけです
同じ理由で、本の目次をコピーして貼ることもあります。
(本は左右見開きの場合が多いので、折り畳んで貼ることもあります)
気に入った編み図が載っている本って、自分の好みにあっているので、他のものも編みたくなるんですよね。そんなときに目次は役立ちます。最近だと目次にも小さな完成イメージが載っているから、さらに分かりやすいです。
編み図や編み方の説明のほかに、ハウツーが書かれたページも忘れずに。
説明文の中に「○○ページを参照」と書かれている場合は、そのページもコピーしておかないと、実際に編むときに困るので(失敗談)、編み図と説明文は一度目を通してから編むのに必要な箇所をチェックしておこうね
参照先のほかに、本によっては本独自のルールや共通のハウツーが書かれていることもあるので、コピーする本は一通り目を通しておくと、後々の面倒が少なくて済むかもです
本共通のハウツー(編み方)は、本の序盤か後ろのページに載っていることが多いです。
スクラップブックが埋まったら、やっておくと良いこと
スクラップブックが埋まったら、最初もしくは最後のページにおしながきを作ります。
おしながきは、貼り付けた順に、本のタイトルと作品名を書きます。
スクラップブック全体ををめくらなくても、ここを見れば、どこに何があるかがすぐ分かるようにするためです。
最初がちょい手間だけど、これをやっておくと、後からすごく楽になるから
一冊だけならなくても良いけれど、冊数が増えていくと探す手間がグッと減るよ
と、いいつつ、埋まったのにおしながきをまだ書いていないスクラップブックがあるので人のことは言えません(汗)
100円ノート術のように、カテゴリ分けしようと思ったときもあったけれど、私の場合はこの方が合っている気がします。
今のところ、ごちゃまぜでもあんまり困らないので、カテゴリ毎に貼り分けしたりはせず、コピーした順に貼っていっています。
スクラップブック作りのコツ
できるだけ楽をしたい人間なので大層なことは言えませんが(汗)、
とりあえず作ってみる
これが一番のコツじゃないかなと思います。
作り始めのときは、「紙を真っ直ぐ貼れなかった…」「切り取りが汚いなぁ…」と思いながらモチベーションが徐々に下がっていったのですが、続けていくと、そんな歪が気にならなくなるというか、味に思えてくるので。
とりあえずやってみて、あとで見返してみたり、違和感あるところはちょっと変えて続けていく…というのが一番ではないかなと思います。
と、偉そうに言う自分も、コピーしたまま溜め込んでいるけれど…
ブキッチョさん、今すぐやろう!
スクラップブック作り まとめ
- A4のスクラップブックを用意する
- キットの場合は、入っている紙類は全て貼る
- 図書館の本のコピーは編み図と説明文のほかに、表紙やハウツー、目次もコピーして貼ると良い
- スクラップブックが埋まったら、おしながきを作って、最初か最後のページに貼る
- とりあえず作る
編み物をやっていると紙類が増えていくので、ファイリングしないと部屋がごちゃごちゃになりがち。そうでなくとも、部屋がごちゃごちゃしているというのに…(愚痴)
今回紹介した作り方は、あくまでも私が作り易いというやり方なので、合う・合わないがあるかと思います。これを参考に、あなたなりの方法を見つけるきっかけになれば幸いです。
素敵な編み物ライフを!